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兵庫豊岡の活性化に力添え! 豊岡の町の深い魅力のルーツにせまる旅

  • みなさん豊岡の町の歴史をご存知ですか?お菓子・鞄・コウノトリと様々な魅力がありますが、歴史から紐解く豊岡の魅力をご紹介したいと思います。

     

     

    きっと今すぐ豊岡の町へ訪れたくなるほど魅力的で趣深い町なんです!!

     

     

     

    現存する日本最古の円形交差点 豊岡の町の大きな特徴!寿ロータリー

     

     

    寿ロータリーとは、ロータリー式の交差点です。

     

     

    ロータリー内は、時計回りに進行方向が限定されており、交差点へやってきた車両は徐行しながらロータリーへ進み目的地へ向かう道へ流出するような形で交差点を通過していきます。

     

     

    〈01_toyooka_寿ロータリー①〉

     

     

    〈02_toyooka_寿ロータリー②〉

     

     

    〈03_toyooka_寿ロータリー③〉

     

     

    この交差点の形状は交通の先進国であるヨーロッパでよく見られるものらしいですが、豊岡の地に寿ロータリーが造られたのはなんとまだ車が珍しかった大正時代のことでした。

     

     

    大正時代の耕地整理によって造られた寿ロータリーはパリのエトワール広場を参考にしているそうです。

     

     

    碁盤上の市街地の中にシンボルのように造設され、当時の地方都市としては先進国を真似た近代的な街並みが実現しました。

     

     

    ロータリーの中心にある「寿公園」には豊岡の上水道の基礎を築いた中江種造翁の像が建てられています。

     

     

    〈04_toyooka_中江種造翁の像〉

     

     

    〈05_toyooka_石碑〉

     

     

     

    所在地 : 668-0021 兵庫県豊岡市泉町2

     

     

     

    豊岡とお菓子には深い関わりと歴史あり!お菓子の神様「

     

     

    豊岡駅から全但バスに揺られることおよそ20分程度、「出石線森尾口」下車後徒歩10分ほどで中嶋神社へとたどり着きます。

     

     

    〈06_toyooka_中嶋神社鳥居〉

     

     

    〈07_toyooka_中嶋神社本殿〉

     

     

    中嶋神社とは、お菓子の神様「田道間守命」が祀られている神社です。

     

     

    〈08_toyooka_田道間守命の石碑〉

     

     

    天皇の名を受けて、田道間守命が常世の国から持ち帰った「非時香実菓(ときじくのかぐのみ)」は古事記によると現在の「橘」のことで、かつては橘の実がお菓子の頂点とされていたことから、お菓子の祖神として尊ばれていたそうです。

     

     

    豊岡とお菓子の関係や歴史をを紐解いていくと、この中嶋神社に行きつくということですね。

     

     

    また、この歴史的に深い関わりがあることに応じて毎年4月の第3日曜日には「菓子祭」が開催されているそうです。

     

     

    〈09_toyooka_菓子祭看板〉

     

     

    この菓子祭には全国の菓子業者が商売繁盛の祈願に訪れ、多くの来場者でにぎわうということで豊岡の町の活性化には欠かせない催し物になっています。

     

     

    〒668-0823 兵庫県豊岡市三宅1

     

     

    公式HP : 中嶋神社

     

     

     

     

    豊岡の発展を願う 登録有形文化財オーベルジュ豊岡1925

     

     

    豊岡の町にとって大きな転機となったのが1925年に起きた「」です。

     

     

    当時は地震に強い町づくりが行われましたが、その震災復興建築として1934年に建てられたものが「兵庫縣農工銀行豊岡支店」です。

     

     

    〈10_toyooka_TYO正面アップ〉

     

     

    〈11_toyooka_TYO建物正面〉

     

     

    〈12_toyooka_TYO HOTEL〉

     

     

    後に豊岡市役所の南庁舎別館として利用され、レストラン・婚礼・宿泊を手掛けるオーベルジュ豊岡1925へと生まれ変わった現在では近代文化遺産として登録有形文化財に指定されています。

     

     

    実際に訪れてみると建物のあらゆるところに昔の名残を感じました。

     

     

    歴史好きの方には必見の建物だと思います。

     

     

    〈13_toyooka_応接室プレート〉

     

     

    〈14_toyooka_応接室扉全体〉

     

     

    〈15_toyooka_旗が描かれている床〉

     

     

    かつての面影を多く残している建物はとても魅力的で銀行時代の応接室が残っていたり、当時の取引先が造船関係だったことから一部の床に旗が描かれていたりと当時の歴史をそのまま感じることが出来ます。

     

     

    建物が石造りであることも北但大震災の復興建築である証でしょう。

     

     

    また、1階には豊岡と関わりの深いお菓子が並ぶ円形のショーケースが設置されています。

     

     

    このショーケースを2階から眺めると周囲を囲むタイル床が寿ロータリーを模していることが分かります。

     

     

    〈16_toyooka_ショーケース2階から撮影〉

     

     

    オーベルジュ豊岡1925へ訪れてみて私は北但大震災当時を生きていた人たちの強さと思いを今も残るこの建物から感じました。

     

     

    そしてレストラン・婚礼・宿泊施設として生まれ変わり、今もなお豊岡の町を支える施設として存在するオーベルジュ豊岡1925のたくましさと素晴らしさをぜひ皆さんにも感じてもらいたいです。

     

     

    豊岡の発展を願い町と歴史をつなぐ場所、それがオーベルジュ豊岡なのです。

     

     

    〒668-0033 兵庫県豊岡市中央町11-22

     

     

     

    公式HP : オーベルジュ豊岡1925

     

     

     

     

    豊岡の町の魅力と歴史の関わりをお伝えいたしましたがいかがでしょうか。

     

     

    知れば知るほど今の豊岡の町が作り上げられた理由が明確になり、人々の思いが詰まった素敵な町だと実感することが出来ました。

     

     

    ぜひ豊岡の地へ足を運んでみてください。

     

     

     

     

     

     

     

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