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温泉の街 有馬!日本有数の温泉街で「金泉」「銀泉」泉源巡りのススメ

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    日本最古の温泉「御所泉源」とその泉源を使った外湯「金の湯」

     

     

     

     

    御所泉源

    有馬温泉駅から南へ徒歩約10分のところにあるのが「御所泉源」(ごしょせんげん)です。

     

     

     

    「金の湯」の裏手にあります。階段を下りて近くで見てみると、金泉と呼ばれる泉質であるため、独特の鉄のにおいがします。

     

     

     

    金泉とは、塩分と鉄分を多く含み、特に塩分濃度が日本一の温泉として有名です。

     

     

     

    鉄分が多く含まれるため、空気にふれると酸化して、赤茶色をしています。

     

     

     

    そして、この金泉こそが、有馬で発見された日本最古といわれる温泉なのです。

     

     

     

    日本書紀や枕草子にも、有馬温泉は登場します。

     

     

     

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    金泉が湧き出る御所泉源から出た温泉を使っているのが「金の湯」です。

     

     

     

    金の湯は2002年にできましたが、同じ場所に室町時代には温泉があったと文献に記されています。

     

     

     

    外にある足湯は無料で利用できます。

     

     

     


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    足湯は上の段が最も熱く、下に行くにつれて温度が下がるので、お好みの場所で足湯を楽しんでください。

     

     

     

    多くの観光客や地元の方々でにぎわっているので、なるべく早い時間に行くと、ゆっくりと足湯を満喫することができます。

     

     

    参考文献:http://mdredlinerz.com/main/oyu02.php

     

     

     

    所在地 : (御所泉源)651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町

    (金の湯)651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町833

     

     

    公式HP : 金の湯

     

     

     

     

    豊臣秀吉の温泉愛が詰まった場所「」とその源「極楽泉源」

     

     

     

     

     

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    金の湯から東へ約5分歩いたところにあるのが、妬(うわなり)泉源です。

     

     

     

    有馬温泉駅から南東へ約10分歩くと到着します。昔、ある人妻が夫の愛人を殺して、自分も深い温泉に身を沈めました。

     

     

     

    その後、美しく化粧した女性がそばに立つとお湯が嫉妬して、100℃近くの高温が噴き出すようになったため、「妬む(ねたむ)」という漢字を用いて、妬泉源と名付けられたと言われています。

     

     

     

    当時の泉源は枯れてしまい、そこには妬神社が祀られています。

     

     

     

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    通りに突然現れる妬神社に少し驚きました。

     

     

     

     

    小さいですが、歴史を感じさせるその神社からはどこか冷たい感じがしました。

     

     

     

     

    亡くなった女性たちの思いが今も残っているのかもしれません。

     

     

    現在では、その神社の裏に湧き出たものを新たに妬泉源として利用しています。

     

     


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    次に訪れたのが「極楽泉源」です。

     

     

     

    妬泉源からさらに南へ進むと極楽泉源に着きます。

     

     

     

    極楽泉源は豊臣秀吉が天下統一を祈って湧いた「願いの湯」と言われています。

     

     

     

    その理由は、「ここに温泉が湧き出たら、異国までもがわが手に入る前兆ならん」と秀吉が言いながら杖で地面をたたいたところ、温泉が本当に湧き出てきたためです。

     

     

     

    秀吉が造らせた「湯山御殿」へお湯を送っていたと言われています。

     

     

     


    紹介した極楽泉源と妬泉源も金泉であるため、においも強く、湯気がもくもくと上がっていました。

     

     

     

    訪れた際には、そのにおいや湯気も感じてみてください。

     

     


    参考文献:http://mdredlinerz.com/main/kinsen02.php

     

     

    所在地 : (妬泉源)651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町   (極楽泉源)651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1039−1

     

     

     

     

     

    炭酸がコツコツと湧き出る「炭酸泉源」 天然の炭酸に挑戦してみよう

     

     

     

     

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    続いて炭酸泉源です。

     

     

     

    泉源は炭酸泉源広場の中にあります。

     

     

     

    極楽泉源からさらに東へ歩くと見えてきます。

     

     

     

    この広場は濃い緑の森に囲まれ、どこか神秘的な空気が漂っていました。

     

     

     

    耳を澄ませば、泉源の水の音や木々の葉の音が聞こえてきます。

     

     

     

    ここの泉源は銀泉と言われています。

     

     

     

    かつては毒として恐れられていたこの泉源も、明治時代にその泉質を調べてみると、炭酸泉だということがわかり、温泉や飲料に用いられるようになりました。

     

     

     

    有馬の銘菓である炭酸煎餅の名前の由来も、この炭酸泉源です。

     

     

     


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    炭酸泉源広場では実際に炭酸泉源を飲むことができます。

     

     

     

    砂糖も含まれない純粋な炭酸水です。

     

     

     

    味としては、炭酸よりも鉄分を多く感じられます。

     

     

     

    珍しい天然の炭酸、ぜひ挑戦してみてください。

     

     

     

    コップなどがないため、何か容器があると飲むときに便利です。

     

     

     

    参考文献:http://mdredlinerz.com/main/ginsen02.php

     

     

    所在地 : 651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町

     

     

     

     

     

    日本最古の温泉であるからこそ、有馬の泉源にはそれぞれ歴史があります。

     

     

     

    今回紹介したのは7つ中の3つですが、有馬を訪れた際には、是非有馬の泉源を全て巡ってみてください。

     

     

    そして、有馬温泉の「金泉」「」、その特有な泉質を目・耳・鼻・舌で感じてみてください。

     

     

     

     

     

     

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